このページでの内容は、現場での経験を重ねた私個人の見解も含まれていることをご了承ください。
まず結論から分かりやすく申しますと・・・
「自身の仕事や人生がより良い方向に向かうよう、今いちどじっくり振り返ってみて、コレ!と思ったコトを実践してみましょう!」といった感じです。
ここでのキャリアとは(職歴、経歴、仕事での実績、仕事以外の活動 etc)を指しますが、大きく言えば「人生全体」との意味も含みます。また、コンサルティングとは、本来の意味である相談に乗ったり指導したりすることはもとより・・・
今までのキャリアを振り返っていただき、面談者ご自身が「持ち味(強み)」「改善点(課題)」を自己理解することから始まります。そして、今後のより良い働き方やライフプランについて自発的に考え実践につなげるための「気づき」を得る場を提供するものです。
一般的にキャリアコンサルティングといっても様々なケース・支援があります。
就職活動中の学生への進路指導 | (就業未経験者など)就労支援活動 |
子育てがひと段落したママさんの社会復帰支援 | 定年後のセカンドライフ支援 etc |
ですが、ここでは「会社で頑張っておられる方へのキャリア形成支援」です。
長い職業生活(およそ18歳~64歳位まで)を送っていると、理由は様々(就職・部署異動・昇進・転勤・やむなく退職~再就職 etc)ですが、その転機に新しいスキルが必要になってくる場合があります。在職中であれば会社から研修・訓練受講を指示される場合もありますが、それ以上に働くうえでの目標を明確にし、普段から自発的に取組む姿勢が大事になります。
よく「なぜこんな面談をするんですか?」と質問されます。他のサイトを見てもいまいちピンと来ない、そこで現場を踏まえた私自身の言葉でその意義を以下の通り説明いたします。
:::VOICE::: ◆誰でも働いているうちに色々と考えますよね?
昔ならばそれも「アリ」でしたが、現在は状況が違います。定年の引上げ、さらに年金保険料を支払う現役世代は減少の一途、心情的には賛成できませんが国政は年金支給開始と定年の年齢を引き上げる方向性です。
さらに余談ではありますが、マクロ経済スライドという政策より年金受給額が少しずつ削られていることに皆さんは気づいていますか?
優秀な人材が確保できず業績も停滞したまま、ならば企業は経営合理化・合併、経費削減のため人員整理をすすめます。
現場では人手不足ならばと導入した技術や制度が皮肉な事に私達の仕事自体を奪いかねない状況になるかもです。どこか不安を感じるのは私だけでしょうか?
おそらく本音であり心中お察しいたします。
ですが、賛否はともかく、年功序列制度崩壊の現代において個人が主体性を持ってスキル向上に努めることは「働き手の義務」だと私は思っています。逆の立場で考えてみれば、雇う側も熱意+向上心ある者を大事に雇い続けたいと思うのが人情ってモンです。
今までは「勤めて安心」と思われていた大企業にあっても人員削減や経営合理化の波にさらされ、やむなく退職された方と面談した事もありました。そこで言われたのが「まさか、こんな事になるとは・・・この歳になると厳しいですね。今まで会社の看板に守られていた事がよく分かりました。」です。
みなさんは事が起こってから考えますか?
長年培ってきた経験やスキルを活かして、定年を前に起業される方が増えているそうです。きっと、「もうひと花を咲かせたい」との想いなのでしょう。素晴らしいと思います。そのためには、しっかりと自己理解、仕事理解を深めることが大事ですが、当人達は言われなくても分かっているのでしょうね。
職業能力開発ページ
上記の具体例を見ていかがでしょう?イザという時に「自分は何があっても大丈夫!」との自信はおありですか?
結果を出せる方は準備の段階で違いがあります。定期的に自身のキャリアを見直し、次の展開に備えることがリスク回避にもつながる、いつも様々な方とお話して感じる事です。そのためにはジョブ・カードを作成して面談を受け、これまでの自分自身を客観的に振り返り、今いちど総括することをお勧めしています。
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厚生労働省 | キャリアコンサルティングについて |
セルフ・キャリアドック導入支援サイト | セルフ・キャリアドック導入について |
「"優秀"と言われるよりも、
"頼む!"と言われる者でありたい」が我がモットー。
頭で考えるより身体が動く、
お堅いコトと、上から目線は
大嫌い。
アイデア+行動力が
持ち味です!
ジェットコースター社労士の「毎日が絶体絶命」
①仕事とは関係なく ②問題にならない程度に、ブツブツつぶやいています(笑)