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キャリアコンサルティング

このページでの内容は、現場での経験を重ねた私個人の見解も含まれていることをご了承ください。

キャリア形成の意義と概要

まず結論から分かりやすく申しますと・・・
「自身の仕事や人生がより良い方向に向かうよう、今いちどじっくり振り返ってみて、コレ!と思ったコトを実践してみましょう!」といった感じです。

 ここでのキャリアとは(職歴、経歴、仕事での実績、仕事以外の活動 etc)を指しますが、大きく言えば「人生全体」との意味も含みます。また、コンサルティングとは、本来の意味である相談に乗ったり指導したりすることはもとより・・・

 今までのキャリアを振り返っていただき、面談者ご自身が「持ち味(強み)」「改善点(課題)」を自己理解することから始まります。そして、今後のより良い働き方やライフプランについて自発的に考え実践につなげるための「気づき」を得る場を提供するものです。

 一般的にキャリアコンサルティングといっても様々なケース・支援があります。

就職活動中の学生への進路指導  (就業未経験者など)就労支援活動 
子育てがひと段落したママさんの社会復帰支援定年後のセカンドライフ支援 etc

ですが、ここでは会社で頑張っておられる方へのキャリア形成支援です。

では、その根本から解説いたします

 長い職業生活(およそ18歳~64歳位まで)を送っていると、理由は様々(就職・部署異動・昇進・転勤・やむなく退職~再就職 etc)ですが、その転機に新しいスキルが必要になってくる場合があります。在職中であれば会社から研修・訓練受講を指示される場合もありますが、それ以上に働くうえでの目標を明確にし、普段から自発的に取組む姿勢が大事になります。

 よく「なぜこんな面談をするんですか?」と質問されます。他のサイトを見てもいまいちピンと来ない、そこで現場を踏まえた私自身の言葉でその意義を以下の通り説明いたします。

 :::VOICE::: 誰でも働いているうちに色々と考えますよね?

とりあえず定年まで何事もなく働けて、その後は年金もらってのんびりできればいいや。

 昔ならばそれも「アリ」でしたが、現在は状況が違います。定年の引上げ、さらに年金保険料を支払う現役世代は減少の一途、心情的には賛成できませんが国政は年金支給開始と定年の年齢を引き上げる方向性です。

 さらに余談ではありますが、マクロ経済スライドという政策より年金受給額が少しずつ削られていることに皆さんは気づいていますか?

  • 現在は年金支給年齢65歳に向けて着々と引き上げられて、更に70歳までの気配が・・・、いまだ会社の定年は60歳+65歳まで再雇用(継続雇用)の割合が非常に高いままです。
  • 「年金がもらえる歳まで仕事がしたい」「まだまだ元気、意欲がある内は働いていたい」「年金だけでは今後の生活が不安だから働きたいが、この年齢では希望に合った仕事を選べないのが現実」。とても他人事とは思えません。
     
  • 一方で雇う側からすれば「年齢を考えれば、よほどの人材でない限り満足な条件は提示できない。今後は若手に切り替えていきたいから、60歳以上の雇用は控えたいんですよね」というご相談を受けたりもします。

今の仕事はハローワークの求人票から選んでなんとなく就職して、現在の待遇に不満はなくはないが、なんとなぁ~く働いてます。

 優秀な人材が確保できず業績も停滞したまま、ならば企業は経営合理化・合併、経費削減のため人員整理をすすめます。

 現場では人手不足ならばと導入した技術や制度が皮肉な事に私達の仕事自体を奪いかねない状況になるかもです。どこか不安を感じるのは私だけでしょうか?

  • ITやAIの導入による合理化(以前に「AI導入で将来なくなる仕事」ってのがニュースで取り上げられてましたね。)
  • 外国人労働者の登用(今や地方産業、地域によっては飲食等サービス業、コンビニ業等で外国人労働者は欠かせない存在になっていることはご存知の通りです。さらにグローバル化が進み、やる気と能力の高い外国人労働者を積極的に採用する企業も増えています。)

新しいスキルを学ぶ?毎日の仕事や家庭の事でクタクタで・・・時間を割いて勉強する気持ちなんてサラサラ起きないですよ。

おそらく本音であり心中お察しいたします。
 ですが、賛否はともかく、年功序列制度崩壊の現代において個人が主体性を持ってスキル向上に努めることは「働き手の義務」だと私は思っています。逆の立場で考えてみれば、雇う側も熱意+向上心ある者を大事に雇い続けたいと思うのが人情ってモンです。

  • 産業の栄枯盛衰と新しい産業の登場(IT産業だって、ほんの数十年前までは想像もつかない産業だったりした訳です。介護・福祉産業も2000年代初頭の制度改正と需要増加で一気に市場が拡大しました。時代や年齢と共に働き方や求められる能力は変化していきます。)

まさか自分がリストラされるなんて思いもしなかった・・・。

 今までは「勤めて安心」と思われていた大企業にあっても人員削減や経営合理化の波にさらされ、やむなく退職された方と面談した事もありました。そこで言われたのが「まさか、こんな事になるとは・・・この歳になると厳しいですね。今まで会社の看板に守られていた事がよく分かりました。」です。
みなさんは事が起こってから考えますか?

40代後半~50代の起業が増加傾向

 長年培ってきた経験やスキルを活かして、定年を前に起業される方が増えているそうです。きっと、「もうひと花を咲かせたい」との想いなのでしょう。素晴らしいと思います。そのためには、しっかりと自己理解、仕事理解を深めることが大事ですが、当人達は言われなくても分かっているのでしょうね。

自身の将来像を描くことは非常に大切な事だと思います

 上記の具体例を見ていかがでしょう?イザという時に「自分は何があっても大丈夫!」との自信はおありですか?
 結果を出せる方は準備の段階で違いがあります。定期的に自身のキャリアを見直し、次の展開に備えることがリスク回避にもつながる、いつも様々な方とお話して感じる事です。そのためにはジョブ・カードを作成して面談を受け、これまでの自分自身を客観的に振り返り、今いちど総括することをお勧めしています。

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田畑 豊

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